姑から嫁いびりをされたのでSNSに投稿してみた【9】

 

義姉

「よくできた漫画の最終回は

スカッと逆転からの大団円。

仕返しをするわよ!

フォロワーさんだって

そのほうが喜ぶはずだし!」

 

とのことで、

あれよあれよという間に

リベンジが決まってしまった。

漫画のネタが増えるので、

私も乗り気である(笑)

 

決行日は義母の快気祝いの名目で

親族が集まった日。

 

当日は義母側の親族が10人ほど

義実家に集まり、

昼間から宴会状態に。

 

親族

「痛かったでしょう」

 

親族

「全治して良かった、良かった」

 

と話の中心は義母になり、

義母本人もご満悦。

 

にこやかに対応していた。

 

その一方で私は

裏方に徹していた。

この日は間違いなく義母が

主役なので、私もそれに

異存はない。

 

ただ、義母は来客たちの手前、

私を気遣うふりをしながら

キッチンに立ち寄っては

 

義母

「もう少し手際よく用意が

できないの?

冷めちゃうじゃない!

 

あなた、まさか一緒に食卓を

囲むつもりじゃないでしょうね?

お呼びじゃないのよ」

 

義母

「ほら、ビールの瓶が

全部空いてしまうじゃない!

さっさと冷蔵庫から出しなさい」

 

とイチイチ

棘のある言い方をする。

 

夫は知ってか知らずか、

親族たちとお酒片手に

盛り上がって私のことは放置。

頃合いを見計らって義姉が

 

義姉

「みなさん、

ご注目で~す!」

 

と一同の注意を引き付ける。