もちろん私も一緒に
着いて行くつもりだった。
しかし、かなり急な
話だったため、
現地での住居や
生活基盤などは
全く整っていなかった。
会社側はしばらく
ホテル暮らしを…と
宿泊費は出すとのこと
だったけど
私がついていくためには
新しく現地で家を
探さなければならない。
今住んでいる所もすぐに
引き払うこともできず、
最低でも一か月ぐらいは
引っ越しのための
猶予期間が必要だ
という話に…
まずはトモヤだけが
単身で赴任することに
なった。
そしてそこからの
1ヶ月間は本当に
地獄になる…
トモヤが海外に
行ってしまったことで
何も気にすることはないと
思ったのだろう。
義母
「どうせなら向こうで
新しい奥さんを
見つけてくれないかねぇ。
金髪の綺麗な人だったら
可愛い孫の顔が
見れるのに…ねぇ?」