私はすぐにOKし、
この時までは私は二人で
幸せな家庭を
築いていけると
信じて疑わなかった。
しかし現実は
やはりそんなに
甘いものではない。
トモヤ自体は結婚しても
変わらずとても
優しかったのだが、
トモヤの実家が
学歴至上主義で
私のことを
見下してきたのだ。
特に義母はひどく
初めて会った時は
義母
「なんてかわいらしい人なのかしら!
こんな人がお嫁に
来てくれるなんて
うちは幸せ者ね」
なんて言っていたくせに
私が中卒でしかも両親が
他界していることを知ると
義母
「中卒ですって!?
ふざけてるの?
そんな人がうちの息子と
結婚できるわけ
ないでしょ!!!
あの子はね、一流大学を出て
一流企業に
勤める上級国民なのよ。
あなたそのことわからないの」