義母から電話で「あんたの荷物は捨てたよ!」と言われたので現状を伝えてみた【7話】

 

だから交際を

申し込まれた時

そのことを正直に伝えた。

もしかしたら

 

トモヤ

「え?
 
中卒だったの?
 
ああ…だったらちょっと
 
俺とは釣り合わないかな。
 
ごめんね」

 

トモヤから帰ってきた

答えは意外なものだった。

 

トモヤ

「別に中卒でも
 
何の関係もないよ。
 
俺は今のトウ子さんの
 
ことが好きなんだから。
 
そんなこと何も
 
気にしないでいいよ」

 

トモヤのこの言葉は

私にとってすごく

嬉しかった。

正直それまで…

と言うか今でも

なんだけど、私は自分が

中卒であることに

大きなコンプレックスを

抱えている。

周りを見渡しても

最低でも高卒の人が

ほとんどだし、私以外に

中卒の人なんて

見たことがない。

自分の学歴を伝えると

必ずと言っていいほど

蔑んだ目で見られるので、

なるべく人には

話したくないと

思っていた。