私
「行けるものなら
ジムに行きたいよ!ヨガにも
ピラティスにだって!
カズヨシは休みの日に
息子の面倒を見るのに
私とバトンタッチしてくれた?
したことないよね!?
なんて言ったか覚えてる?
『俺だと息子が
大人しくしてくれないから、
無理』だよ!
こんなんで私が
外出できるとでも?」
私の言葉は止まらない。
夫
「ご、ごめん、悪かったよ。
てっきりキヌ子が
ダラダラして体形も
戻らないんだって
思ってたんだよ…」
私
「離婚」
夫
「え!?
これくらいのことで!?」
驚くカズヨシ。
私
「そもそも、
体形や外見のことで人を
馬鹿にしていいと思ってるの」
夫
「いや、軽い冗談だよw
冗談!w
夫婦なんだからこれくらい」
私
「親しき中にも礼儀ありって
言葉を知ってる?」
夫
「…。」
私はふーッと
大きく息をついた。
私
「反省してる?」
夫
「悪かったって…」
私
「次にまた体型や
ルックスのことで
弄ってきたら離婚だから」
そう宣言すると、カズヨシは、
夫
「わかった…肝に銘じる」
とションボリとしていた。
この時は夫の言動が
変わると思っていた。
でも、期待外れだった。