浮気

私の夫に手を出すな【25】

 

ケンジは常に私の気持ちを察し、

私たちの絆を大切にしながら

生活していくことだろう。

 

この新しい関係の中で、私たちは

互いをより深く理解し合えるはず。

 

そして私は、その様子を

静かに見守り続ける。

 

これが私たちの

新しい「幸せ」だから。

深い愛情と強い絆で結ばれた、

2人だけの世界の中で。

 

それは私が望んでいた関係へと

着実に進んでいく過程なのだ。

 

ケンジは徐々に私だけを

見るようになり、私の存在なしでは

生きられなくなっていく。

そして、私はその変化を一つ一つ

確認しながら、

この関係を深めていく。

そして、誰にも邪魔されない、

私たち2人だけの世界の

始まりなのだ。

 

その夜、眠るケンジの横で、

私は独り言を呟いた。

 

「愛する人を守るためなら、

どんなことだってするよ?

 

それが私の愛だからね♪」

 

あなたの過ちは

深く私を傷つけたけれど、

それを乗り越えて、

私たちは新しい関係を

築いていけるはず。

 

これからも、あなたの人生に

寄り添い、共に歩んでいこうね♪

 

翌朝、いつもと変わらぬ

日常が始まった。

朝食を作り、

笑顔でケンジを送り出す。

もちろん、カレーは作ってない(笑)

 

夫の背中を見送りながら、

私は小さな微笑みを浮かべた。

 

これからも、ケンジの日々の様子に

気を配り続けよう。

夫との会話や行動を

より深く理解し、

私たちの絆を強めていきたい。

 

これが私の愛情表現なのだから。

誰よりも深く、誰よりも強く。

 

二人で築き上げる、

かけがえのない絆。

 

ケンジ、あなたは永遠に私のもの。

 

そして、私はあなたの影となり、

永遠にあなたを見守り続けるね。

これこそが、

私たちの幸せな結末なのだから。

 

終わり