夫
「キヌ子が悪いんだ…
全部あいつが
サボったりするから
こんな事になるんだ…」
母親が泣いて訴えても
自分の非は
認めないんだね…
この人のどこが
良かったんだろう…
一気に感情が冷めていく
のが分かった。
夫の足元で泣きながら
義母
「キヌ子さん…
ごめんなさいね。
ごめんなさい。」
と、繰り返し
つぶやいてた。
見てるのが
辛くなる
光景だった。
義父は夫を無言で
殴りつけ、私と両親に
義父
「大変…
申し訳ありません。
今日のところはこれで
失礼します…」
夫
「は?なんでだよ!
まだ話し
終わってねぇよ!
おい!キヌ子!!」
私
「何?…お義母さん
泣かせてるのに
まだ自分が悪くないと
思ってるの?」
夫
「当たり前だろ!!
お前が何も
やんねぇから
だろうが!!
ふざけんなよ!」