男
「それでも!あなたが
濡れてしまいすよ。
女性を濡らすわけには
いきません…
僕が走ればいいので
どうぞ遠慮せずに」
男性も譲らないので
結局、駅まで一緒に
歩きましょう。
と、いうことで
その男性の傘に
入れてもらうことに。
人の優しさを無碍に
断るわけにも…
あのまま話してても変な
感じになっちゃうし。
この行動が、後々
大問題になる。
それから、私たちは
ギスギスしたまま…
お互いの両親も交えて
挙式のための
最後打合せを
することになった。
義父
「キヌ子さん。
久しぶりだね。
新婚生活はどうだい?」
義母
「新婚って言っても
3年付き合ってたし、
そんなに
変わりないでしょ?
いざしてみたら、
あっさりよねぇ」
義両親は優しく
迎えてくれたから、
夫との生活が早くも
ギスギスしたものに
なってるなんて
言い出すことが
できなかった…