浮気

私に急に冷たくなった夫の数か月後 【5話】

 

「うるさいな!!
 
いらないって言ってるだろ!!
 
鬱陶しいんだよ!!
 
俺に構うなって」

 

怒鳴りながら浴室へと

夫は向かっていった。

私は泣きそうになるのを

頑張って止めた。

そして、作った料理を一人食べた。

って言っても余っちゃうから

明日の朝にでも食べよ。

なんかとっても惨め…

でも、このまま放っておいたら

会話のない夫婦に

なってしまうんじゃ…

そんなの嫌だ!

あんなに仲が良かったじゃん…

もう少し…

もう少しだけ頑張ってみよう。

夫が仕事が休みなのを

知っていたので

前々から私も希望休を

取っていたある日。

 

「おはよう!
 
今日、とってもいい天気だよ!」