必死に笑いをこらえる私。
私
「うぅ~ん、どうして女性が
アナタの部屋で
寝泊まりするのかな~?
べろちゅーしてる理由は、
何だろうねぇ~?
私達へのドッキリ?」
私が発言した【ドッキリ?】に
便乗しようとした夫。
夫
「そうなんだよ!お前たちが
俺に仕掛けたみたいに、
俺だってドッキリをやったんだ!」
と、苦しい言い訳を始めた。
私
「はぁ?
私たちはアンタが
カメラと盗聴器を仕掛けたから、
炙り出そうと思ってコレを仕込んだの!
アンタは女を引き込んで浮気してさ
その様子を興信所に押さえさせて、
何がしたかったわけ!?
言ってごらん!?」
と、私はすぐさま
その言い訳を潰しにかかった。
夫
「キ、キヌ子と父さんが
浮気してると思ったんだよ!
だから、カメラと録音で
証拠を押さえようと思ったんだよ!」
私
「なんで
私とお義父さんが…!?」
義父も身に覚えのない
言いがかりに驚いている。
義父
「俺、何か言ったか?」
と、しきりに首を捻る義父。
夫
「もとはと言えば、父さんが
あんなことを言うからだ!
俺と電話で話してるときに
父さん言ってたじゃないか!」