夫はプリプリと怒りながら、
盗聴器から録音したと思われる
音声をガンガンに流し始めた。
私と義両親は
一瞬の間を置いて、大爆笑。
私
「お義父さん、
あ、ちょっと…あ…あぁ…!
ダメ、ダメですって…!」
義母「お父さんたら、
いけないわ。ああッ!
でも、イイ…」
こんな感じの、
うっふ~ん・あっは~んな
私と義母の声が流れてきた。
義父
「おいおい、俺はまだ満足してないぞ。
もっと楽しませてくれるんだろ?
まだ夜は長い」
こんな義父の声まで…(笑)。
当然だけど、これこそが
犯人=夫を炙り出す演技。
まさか、義両親と私が
そんな関係なんてありえない。
私、自分の声を客観的に
聞いたのが初めてで、
【へぇ~こんな感じで聞こえるんだァ】
って感心してしまった。
自分たちの演技は
録音していなかったから
確認なんてできないしね。
ちょっと恥ずかしい気持ちはあったけど、
おかしい方が先に立って、
爆笑しちゃった。
カメラの映像も意識したから、
一応義両親のベッドの中に潜り込んで、
3人でゴソゴソモゾモゾもしてたんだ。
義両親のベッドは
キングサイズで広々していて、
実際にはそこまで
密着しなくて良かった。