私一人のせいで関係を
崩すわけにはいかない。
そんな気持ちとは裏腹に
家の中は荒れ、
次第に夕食もお惣菜や
お弁当の日が増えてきた。
子どもはそれでも
喜んで食べてくれるので
有り難い。
夫はというと
タカシ
「また弁当かよ?
妊娠っていうのは
夕食もまともに
作れないほどなのか?」
文句たらたらな様子。
誰のせいで作れないと
思ってるんだという言葉を
飲み込み
トウ子
「お義母さんに
私一人で大丈夫って
伝えてもらえないかな?」
とやんわりお断りを
いれてもらおうと伝えた。
すると夫は
タカシ
「は?母さんが
来てくれているおかげ
この状態なんだろ?
母さんいなかったら
無理だろw
何言ってんのwお前ww
妊娠中って
いうのはそんなに
動けないものなんか?」
母さんいる
おかげじゃなくて
母さんが
いるせいなんだよ!!
トウ子
「お義母さんお話に
来てるだけなんだよね」
タカシ
「いいじゃん。
それに嫁なんだから
夫の母親と仲良くするのは
当たり前だろ?」