浮気

娘が急に食事をしなくなった。ある日娘から衝撃の事実が…【8話】

 

幸いなことに母子ともに

健康だった私は間もなく退院。

 

動けるようになると即、

弁護士に依頼して

自宅へ同行してもらった。

 

その日は夫の仕事が

休みなのは把握済み。

 

事前に夫にも

離婚の話し合いをしたい、

財産分与などの詰めた

話もしたいから家に

いてほしいと連絡し、

了承を得ていた。

 

オトハにもその時間は

夫と話し合うことを伝え、

部屋に待機していてほしい

と伝えていた。

 

玄関に入り、

弁護士を目にした夫は

怪訝そうな顔をした。

 

弁護士が名刺を渡すと、

 

「勝てそうにないから

弁護士を入れたのか?ww

 

浮気の事実を

ひっくり返せるもんなら、

やってみろよwww」

 

と、私に向かって

鼻で笑ってきた。

 

一体どこからそんな

自信が出てくるのだろう。

リビングのソファに座り、

話し合い開始。私が切り出す。

 

「奇遇ね。

私も出産前から、

あなたと離婚しようと

思っていたの。

でも、まずは

あなたの言い分を聞かせて」

 

「前にも言っただろ?

お前が浮気をしてるからだ!」

 

「浮気?

一体いつ?どこで?」