私は自分の目覚ましを兼ねて
歩いて掘立小屋に向かった。
外に夫の姿はない。
扉の近くに行くと、
なんだか怪しい声が聞こえてきた。
「ん…」とか「はン…」みたいな。
ちょ、まさか!?
人気はないけど
真昼間なんですけど!?
私は窓の方に回った。
陽気のいい日だったので、
風通しを良くするためか
少し開いていた。
そこをさらに
思いっきり全開にする。
建付けが悪いのは知っていたので
力いっぱいに開けた。
バーン!
と強烈な音がする。
当然、中の2人も
こちらを見るわけで。
正に合体中。
女の方は四つん這いで
尻を突き出し、そのまま顔を
私の方へ振り向かせる。
夫も膝をついたまま
こちらを振り返って固まっていた。
当然、2人とも下半身には
何も身に付けていない。
きったないモノを
見せられてしまった私のオメメが
可哀想ったらなかった。
卑猥極まりない姿に
体中の血液が逆流するような
感覚を覚えた。
私は咄嗟に、立てかけて
あった熊手を掴んで、
私
「ゴルァ!何しとるんじゃ!!」
と2人を威嚇。