ゴミを送りつけてくる姑に仕返ししてみた【14話】

 

そして、

打ち合わせ通りに動いた。

夜を待ち、義母宅へ

電話する。

近くにトオルと

タクトが待機して、

スピーカーでの通話だ。

 

義母

「あら珍しい。
 
あんたから電話なんて。
 
明日は、雨が降るんじゃ
 
ないでしょうねww」

 

 

「お荷物が
 
届きましたので、
 
お礼を言おうと思って」

 

義母

「ふんw
 
今まで、一度も電話なんか
 
しなかったくせにw」

 

 

「生牡蠣、
 
ありがとうございました」

 

私がしれっとして

お礼を言うと、

義母は少し笑った。
 

義母

「美味しかった?
 
いいものだったのよ」

 

 

「はい!!
 
タクトさんも、
 
美味しいって
 
喜んでました!」
 

元気よく答える。

さあ…義母の反応は?

電話の向こうで

小さく息をのむ音がした。

 

義母

「タ、タクト!?
 
なんでタクトが!?
 
何で!?
 
あんたの家にいるの!!」