ゴミを送りつけてくる姑に仕返ししてみた【11話】

 

もうまともに相手を

する気はない、

事務作業的に、

音声録音あるのみだ。

義母語録が、

ちゃくちゃくと

出来上がっていく。

 

義母録音その1
 
「女の子を産みなさいよ。
 
可愛い子をね。
 
あら、無理な
 
注文だったかしらね。
 
あんたブスだもんねえ」
 

 

義母録音その2
 
「結婚式なんか、
 
うちの親戚の
 
笑いものだったわよ。
 
あんなみっともない
 
ドレス着て、
 
似合いもしないのに
 
お姫様気取って。
 
年を考えたらどうなの?」

 

 
義母録音その3
 
「ほんと、何様の
 
つもりか知らないけど、
 
お高く
 
とまってるんじゃないよ。
 
可愛くないったら
 
ありゃしない。
 
まあ、トオルには
 
お似合いかもねww」

 

 
よくこんなに

嫌味が出てくるよね。

義母のことだしリストでも

作ってるのかも。

どんどん義母語録が

増えるから

私としてはOKだけど。

聞いているうちに、

【トオルとお似合い】

という一言が、

かなりひっかかった。

義母は、

【息子に相応しくない】

とは言わなかった。

この違和感は何だろう。

私は、義兄に

相談をしてみた。

彼はメッセージで

 

タクト

「俺に考えがあります」

 

 
と答えて来た。