元夫
「それが夫婦って
ものじゃないか。
他人なんかに頼らず、
俺を頼るのが筋じゃないか。
さあ、心を開いて、
胸の内をさらけ出してごらん？」
相手にされていないって、
下手したら
ストーカー扱いされているって、
気づけないものなのだろうか。
絶対にロミオ攻撃を
やめないだろう、どうするべきか。
返信をする前に来たメールが、
決定打になった。
元夫
「タイトル：素直になるんだ
いい加減、俺の気持ちを
弄ぶのはやめてくれ。
俺は本当に真剣なんだ
でも、
これだけは言わせてほしい。」
元夫
「君の下ネタ、子どもにだけは
聞かせたくない。
将来の俺たちの子どもにとって、
君の下ネタは悪影響だと思うんだ。
俺はトウ子との愛の結晶を1日でも
早く腕に抱ける日を
心待ちにしてる。
だから君も、
これだけは改めてほしい」
元夫
「すべては俺たちの
子どものためだ。
俺とトウ子の子なら、
本当に可愛いだろうな。
俺は君と子どもを永遠に、
心から
愛し続けるって心から誓うよ」
うん、怪しい方向に拗らせてきた。
これは本気で釘を刺さないと。
私は今回ばかりは
真面目に返信をした。
怒りと嫌悪感を抑えながら、
冷静に言葉を選んだ。
私
「タイトル：素直な気持ちです
では、本当の気持ちを書きます。
まず、あなたからの毎日のメール、
大変迷惑です」
