浮気

嘘つき夫への最強の復讐!!【15話】

 

「急にどうしたの?

でも、嬉しい。私も幸せだよ」

 

ジュンヤ

「そうか…良かった」

 

彼の表情には、安堵と

…罪悪感?が

見え隠れしていた。

 

後悔してるの?

でも、もう遅いんだよ。

 

翌日、私がカフェで仕事を

していると、

思わぬ客が訪れた。

 

「いらっしゃいませ…

あら、ヒヨリさん?」

 

ヒヨリ

「キ、キヌコさん…

ここで働いてたんですね」

 

ヒヨリを窓際の席に

案内しながら、彼女の

落ち着かない様子が

手に取るように分かった。

 

注文を済ませ、カフェラテを

準備している間も、ヒヨリの

視線を感じていた。

 

「お待たせしました。」

 

ヒヨリ

「ありがとうございます

 

あっ!バーベキュー

楽しかったですね。

キヌコさん、本当に

素敵になりましたよね~

なんだか、私

嫉妬しちゃいそうです」

 

ヒヨリ

「キヌコさんみたいな

幸せな結婚したいな~」

 

その言葉に、

心の中で冷笑した。

 

あなたは「ジュンヤ」

幸せな結婚したいのよね?

 

「ありがとう。いつか素敵な

人と結婚できるといいわね」

 

ヒヨリ

「っ!…」

 

カウンターに戻る途中、

鋭い視線を背中に感じた。

 

ある日、ジュンヤの会社で

大きなパーティーがあった。

 

取引先も招待される

重要な会で、配偶者同伴可能な

パーティーだったので、

妻として

参加することになった。

 

ジュンヤ上司

「おや?

奥様も一緒かい?

素晴らしいドレス姿だね」

 

「ありがとうございます。

主人の大切なパーティー

ですから、私なりに

精一杯おめかししてきました」