ヒヨリ
「私も♪
ジュンヤさんのこと大好き…」
ジュンヤ
「早く君と一緒に
なりたいよ」
ヒヨリ
「そんな事言われたら、
本気にしちゃうよぉーww」
ジュンヤ
「心配しないで。
近いうちに、君を全部
僕のものにするからww」
吐き気を感じながらも、
私は画面をスクショッした。
証拠は押さえた。
悲しみと怒りで
眠れない夜が続いた。
なんで私を裏切ったの?
何が足りなかったの?
そんな思いが頭の中を
ぐるぐると回り続けた。
でも、泣いてるだけじゃダメ。
このまま黙っていたら、
私の人生はズタズタになる。
ジュンヤの裏切りは、
私たちの結婚生活だけでなく、
私の信頼、自尊心を
奪おうとしている。
そう気づいた時、心の中で
何かが変わった。
悲しみや絶望は、
静かな怒りと決意に
変わっていった。
私は、自分の人生を
取り戻すために行動する。
表面上は何も
知らないフリをして、
完璧な妻を演じながら、
密かに復讐の準備を
始めることにした。
これは単なる意地じゃない。
私の尊厳を取り戻し、
新しい人生を始めるための
必要な過程なんだ。
心の中で復讐を誓いながら、
私は普段と変わらない笑顔で
家事をこなし、ジュンヤを
送り出す日々を続けた。
表面上は何も変わらない日常。
でも、その裏で私は着々と
準備を進めていた。