コンドウ先生も、
ハタナカ先生と学年主任の先生の
言葉の後は余裕をなくし、
見るからに焦っていた。
校長
「コンドウ先生!
またですか!」
校長の目は怒りに燃えていた。
教頭、ハタナカ先生、学年主任は
冷たい目で
コンドウ先生を見ていた。
コンドウ「す、すみません!
許してください!
モモカさんが可愛くて
反応を見るのが楽しくて
エスカレートしてしまいました!」
コンドウ先生は膝をついて額を
床にこすりつけた。
…可愛いから?
…反応が見たくて?
そんなくだらない理由で
私の大事な娘に、
セクハラを続けていたというの?
まだ13歳の子どもに?
いい大人が?
こんな人が教師なの?
私の気持ちを
そのまま代弁してくれたのは
夫だった。
ツカツカと
コンドウ先生に歩み寄り
夫
「あなた…
自分の許されざる行為を、
あろうことか被害者である
モモカに、私の娘に
被せようとしましたね?
虚言癖?
嘘をついていたのは一体、
誰なんだ!!!」