私
「娘宛に、手書きで
気味の悪いメッセージを書くのを
やめてもらえないでしょうか」
コンドウ
「僕がモモカさんに
そんなことを?
モモカさんの
被害妄想じゃないですか?
最近、クラスの
女子からもモモカさんの
虚言が酷いと相談を
受けてるんですよね~。
今度は僕が
ターゲットになっちゃかな?ww」
モモカが
嘘つきだと言いたいらしい。
私
「学年主任の先生や
校長先生にお話しします」
コンドウ
「はっ!w
どうぞwどうぞ!w
そんなことで上は動きませんよ。
余計なことはしない方が
モモカさんのためですよ」
そう言って一方的に
通話を切られてしまった。
私は丁度帰宅した夫と、
モモカ本人を
交えて話し合いをした。
夫
「俺、明日会社を休む。
こういうのは
早めに動いた方がいい」
と、静かに宣言した。
モモカの前で夫が自身を
「パパ」ではなく
「俺」と呼ぶのは
よほどの場合だけだ。
モモカも私も息を呑んだ。