夫
「り、離婚だと!?」
まさかの展開に夫は挙動不審。
私
「離婚したくないくせに
外で女と遊んでたわけ?
バッカじゃないの?
さっさと慰謝料と養育費を
払ってくれたら、その子と
好きなだけ遊べるじゃない。
遠慮しないで。
こっちはもう準備万端だから」
これまでの鬱憤を晴らさんとばかりに、
イイ笑顔を向けられたと思う。
一方で夫は興奮状態。
夫
「な、何でだよ!?
離婚したいのはお前なのに、
なんで俺が慰謝料とか養育費とか、
そういう話になってるんだ!」
私
「離婚したくなったのは、
あなたが浮気をして
ひど~く傷ついたからだよ。
原因はア・ナ・タ。
だから慰謝料は貰うし、
あなたの血を引いた息子を
手元で育てるから、
養育費を払えって言ってるの。
わかる?」
夫
「わっかんねぇよ!
キヌ子のクセに言い訳すんな!
黙って俺のいうことを
【ハイハイ】って
聞いてりゃいいんだよ!
そもそも、俺が浮気したのも
お前のせいだ!
お前が家事や育児にかまけてばかりで、
女としての魅力がないからだろ!」
私
「いい加減にしてよ!
身勝手なんだから。
浮気したせいで離婚するのに、
アンタ以外に誰が悪い?」