義母
「いけません。
女が大金を持ち歩けば、
ろくな事に
ならないものです。
私に預けなさい」
私
「えっ!?
お義母様、
女性じゃ
なかったんですか!?」
びっくりして、
聞いてしまった。
義母に
めちゃくちゃ怒られた。
義母
「ばかな事を
言う物じゃありません。
私は、あなたの教育を
する身です。
預かるのは
あくまで教育の一環。
それに、私はめったに
出歩きません」
何だか、屁理屈に
聞こえる事を、
真顔で言ってのける
義母だった。
私は入籍したんだろうか…
それとも
入社したんだろうか。
超ブラック企業に。
困ったな…
さすがに財布を
預けるのは無い。
譲りに譲っても…