嫁いびりに嫌気がさし離婚して出て行くと事態に事態に気づいた姑が顔面蒼白【13話】

 

ナツは大学へ、

ハルは高校へ、

それぞれ目標進路がある。

元義母は二人に対して

 

義母

「ナツ、あんたは

大学なんかいかなくていい。

母親と同じになるよ。

ハルは高校までは

許すけど、その後は

すぐ働いて、

家にお金を入れなさい」
 

説教したそうだ。

が、二人とも戯言に

耳を貸さなかった。

 

ナツ

「大学を出ていないと、

やりたい仕事に

就けないんだけど?

おばあちゃん、

私の人生の責任とれる?

ハルの進学は

『お母さんがいない』

んだから、塾に

行かなきゃいけないよね。

お金出してくれる?」

 

ナツが反論したと、

本人から聞いた。

実は、私の仕事は塾講師だ。

いわば、受験のプロ。

追い込みとされる夏、

受験直前の冬は、

特別授業の

プログラムがあるので

帰宅が遅いのだ。

職業上のテクニックを

駆使して、

娘達を指導もできた。

その私を

追い出したのだから、

高いお金を払って、

進学塾を用意する

必要がある。