こんなに変貌するなら、
別居を続けた方が
良かったと思った。
もっとも、夫の態度から、
浮気している様子が
手に取るように分かった。
いずれは
こうなったのかもしれない。
とにかく、夫婦の間は
修復不可能と思われた。
時期を待つ。この時は、
他に出来る事は無かった。
我慢しながら様子を
伺っているうちに、
娘達はそろって
受験期に入った。
二人とも成長して、
義母の嫌味や理不尽を、
うまくあしらえるように
なってくれていた。
そろそろ頃合いだろうか?
決心がつき始めていた時、
急に夫から
夫
「離婚したい」
と告げられた。
今まで、何度も浮気を
していたようだったが、
ある程度の期間を遊ぶと、
家に戻って来る。
そしてまた、
家に寄りつかなくなる。
この繰り返しだったのに、
今回は違うらしい。
私
「理由は?」
夫
「おまえの
そういうところだよ。
可愛くねぇ!
もううんざりだ!!」