モラハラ

非協力的な夫が珍しく娘を公園に連れて行った結果…【15話】

 

警察官が

インターホンを

連打したり、外から

大声で呼びかけたりして

ようやく

起きてきたそう…

警察官に

連れられてきた夫は

厳しく叱責されたのか

かなり

しょんぼりした様子で

病室に入ってきたが、

そんな姿を見せられた

としても当然

許す気などない。

 

「いやー(笑)
 
ごめんごめん。

ちょっと日差しが
 
気持ちよくて
 
酔っぱらっちゃった(笑)
 
でもマナミが無事で
 
良かったよなぁ~」

 

ヘラヘラしている。

この姿に私の怒りは

頂点に達した。

とはいえ大声で

怒鳴ったり喧嘩したり

する気など

もうすでにない。

一言だけ冷たく

 

「あなたとは離婚よ」

 

とだけ伝えた。

 

「は!?
 
何を言い出すんだよ。
 
忘れ物くらい誰だって
 
あるだろう?
 
俺だって仕事の疲れが
 
溜まってたんだよ!!」