私
「ねえ!!!
ちょっと何やってるの!
起きて!起きてってば!
マナミはどこ!?」
床に転がる空き缶の
本数を見ると、
夫はかなりの量を
飲んでいるらしく
私の問いかけにも
なかなか目を
覚まさなかった。
私
「ちょっと!!
聞いてんの!?
起きてったら!」
大声で呼びかけ
続けたところようやく
反応があったが、
かなり酔っ払って
いるらしく、ろれつが
回っていない。
一体何なんなんだ!
こいつは!
そもそも今日は私に
一日自由な時間を
くれるために自分が
マナミの世話をするって
言ってたくせに!!
それなのに一人で家に
帰ってきて
酔いつぶれて寝てるとは
どういう神経してるの?
あほなの?
腹が立ったの
で夫の胸ぐらを掴んで
私
「おい!!このあほ!
マナミはどこって
聞いてるでしょ!!」
夫
「えぇーなにぃ?
マナミ?
あー公園に
行ったけどー?
もぅ…うるさいよ…」