モラハラ

非協力的な夫が珍しく娘を公園に連れて行った結果…【4話】

 

しかし納得して決めた事

とはいえ、夜中に私が

眠い目をこすりながら

ミルクを作っている時に

夫の部屋から大きな

いびきが聞こえてきて、

○意を覚えることも

何度もあった。

そしてさらに

悪いことに、マナミが

生まれてから私たちの

仲は少しずつ

微妙になっていった。

よく世間では

 

「女は結婚すると母に
 
なるが男はなかなか
 
父になりきれない」

 

なんて言葉を聞いた事が

あったけど、まさに

そんな感じだった。

私はとにかくマナミの

ことで手一杯で夫に

構っている余裕が

なかったんだけど、

夫は結婚する前までの

ラブラブな関係を

続けようとしてくる。

仕事から帰ってきても

すぐに私に

すり寄ってきて

イチャイチャしようと

するんだけど、

私はとにかく疲れていて

そんな気分には

なれなかった。

 

「ごめん本当に
 
今そんな気分じゃ
 
ないんだ。
 
毎日寝れてなくて
 
気分も良くなくて…」

 

やんわり断るんだけどは

 

「なんだよ!

仕事から疲れて
 
帰ってきてるんだから
 
少しくらいは
 
かまってくれよ。
 
自分ばっかり辛い
 
みたいな顔するなよ!」

 

と機嫌が

悪くなってしまう。