私
「そんな!困ります。
住む用意も出来て、
今日はご挨拶に
来たんです…」
ユミ
「それがどうしたのw?
あんたは、黙って出て
行けばいいのよ。
生活用品を全部置いてね」
義姉夫
「そうそう。
出て行ってくれよぅ。
ここ狭くてさあ、
これ以上は在庫
置けなくてぇ
困ってたんだよねぇ」
まだ住んでもいないのに、
立ち退きを迫られるなんて…
でもまあ、いいか。
私
「そうですか…。
ちゃんと、
使ってくれるんですね?」
この人たちに
何言ったって無駄だね…
ユミ
「当り前よ。
何のために
住むと思ってるの。
あんた、見た目だけ
じゃなくて、
頭もぱっとしないのねw」
私
「分かりました。
喜んで!」
たいへん物わかり良く、
私は了解した。
その物件、確かにとても
良いのだが、とある条件が
付いている。
実は、犬がいるのだ。
それも大型犬が3匹に、
小型犬も2匹。