兄弟・姉妹

新しい家に引っ越すと聞いた義姉が家を奪った結果【3話】

 

そんなのに

付き合っていたら、

いつまでたっても

話が進まない。

以前から、私を見ると

 

ユミ

なぁに?
 
その服のセンス。
 
地味を通り越して、
 
貧乏くさいわね」

 

けなしてみたり

 

ユミ

「うわ!w
 
何それww
 
けばいメイクねえ。
 
似合わないのに、
 
無理しちゃってw
 
コウジは
 
指摘してくれなかった?」

 

とばかにしたり。

とにかく、私のすべてが

気に入らないという態度を

まったく隠そうと

しなかった。

何をやっても嫌う、

いや存在が嫌われている。

これだったら、

義姉に好かれようなんて

思う必要もない。

私は割り切って

 

私「すみません、
 
お義姉さん。
 
黙ってくれませんか?
 
お義母さんと
 
話をしたいんです」

 

 
厳しめに言い返した。

ユミの顔が赤くなった。

恥ずかしいではなく、

腹を立てたのだ。
 

ユミ「あんた!!!
 
生意気なのよ!
 
年下のくせして!」
 

席を立つ間際に怒鳴られた。