義父は警察の取り調べで、
義父
「認知症の妻の頼みで引き出したんだ。
妻の介護に使っている!」
と主張していたらしい。
だが、義母の介護費用は
夫が途中まで支払っていたが、
それ以外は私が負担していた。
少なくとも、義母がうちに
預けられて以降はそうだ。
私は諸々の領収書を
きちんと保管しておいたので、
警察に提出している。
それと照らし合わせると
使途不明金が多すぎていた。
そもそも、義母は
認知症ではないとなったが、
義父たちはその診断すら
受けさせていなかったのだ。
お金は何に使ったのか…。
義母の記録していた日記も
暴行や通帳の取り上げの証拠となった。
その後、義父と義姉は起訴され、
有罪判決が下ったものの
執行猶予がついてしまった。
臍を噛む思いだったが…
なんと、執行猶予期間中に
義父は他人への暴行で、
義姉は万引きで捕まえられ、
無事にブタ箱行きとなった。
せっかくの執行猶予だったのに、
自分たちの手でフイにするなんて…。
なんて愚かなことだろう。