当日、
夫は指定した時間に現れた。
義父母も一緒だった。
私の両親は別の部屋に
控えてもらっていた。
私は3人をリビングに通して、
開口一番こう言った。
私
「お久しぶりです。
本日は夫婦の話し合いにも
かかわらず、お義父さんと
お義母さんも一緒なんですね?
私はたった一人で
臨んでいるのに、親のサポート
がないとまともに
話せないんでしょうか?」
軽いジャブの
つもりだったけれど、
私の反抗的な物言いに
慣れていない3人、
特に義両親には
ショックだったようだ。
私
「こんな情けない人だとは
思わなかったな~。
良いのは顔だけで、こんな
ちっさい男だったとは。
あはははは」
夫も戸惑いを
隠せない様子だった。
私は単刀直入に切り出した。
私
「結論から言うと、
離婚はとうに成立してますよ」
義両親
「え?」
夫
「は?嘘だろ!いつ!?」
私
「離婚届を書いてもらって、
私が家を出た日。
あの後証人欄に署名を
してもらって、
すぐに出したからね!
もう他人よ!」