義実家詣でも、私にとっては
辛いことの1つだった。
義実家は隣の市にあるので、
車で30分もあれば容易に
行くことができる。
夫はほぼ毎週末に私を義実家に
連れて行った。
私の実家には1ヵ月に
1度も帰らないし、
私が帰りたい、
両親の顔を見たいと言っても、
夫
「結婚したのにいつまでも
子ども気分でいるなよ!!」
と一蹴するくせに、
夫はちょくちょく義実家に
私を連れて行く。
「1人で行って!」
と言えば、
私がよほど体調が良くない限り
不機嫌になる。
行った先の義実家で私が
歓待されるならまだしも、
義父母からは嫌味を
浴びせられたり、家事を
押しつけられたりのループだ。
夫は庇ってくれるどころか、
私がいかに至らない嫁なのか
義両親にあること1割、
ないこと9割と話を
大盛に盛りまくって話す。
だから、余計に義両親の
私に対する態度は雑に、
キツくなっていった。
義母
「専業主婦のクセに」
義父
「女のクセに」
事あるごとに義両親から
言われる嫌味。
私はマゾではないので、
週1回の義実家詣では
今思い出しても
嫌で仕方がなかった。
私は仕事をしていない負い目を
感じていたので、義両親と夫の
言うがままになっていた。