モラハラ

不妊の私を捨てた元夫に遭遇。私のお腹を見て馬鹿にしてきたが実は…【7話】

 

その会話の流れから、

どこをどうしたら、

私に子供を産む気が無い

のかって方向に

話が行くの?

 

「お義母さんの考え方が、
 
よく分からない…」

 

 
ショウゴ

「だからさぁ、
 
深く考えるなって。
 
母さんも別に深い意味が
 
あって聞いたんじゃないんだよ。
 
ただ、早く孫の顔を見たい。
 
それだけだって」

「そんなの…
 
納得いかないよ」

 

 
ショウゴ

「面倒な事言わないでよ。
 
放っておけばいいんだよ、

母さんの話なんか。
 
くよくよするなって。
 
俺そう言うの嫌いだからさ」

 

だんだんと、険悪な

空気になって

いったのを、

今でも覚えている。

後から考えてみれば、

あの口論を境に…

ショウゴの気持ちが

冷めていったような

気がする…

その日から、

ショウゴは今まで

やっていたような、

ケーキをお土産に

するとか、ドライブ

小旅行を提案するとか、

そういった事を

しなくなった。

帰宅時間もずるずると

遅くなっていった。

月1~2回

お付き合いが、

週1~2回へと

増えたのだ。