ショウゴは、全く
あてにならなかった。
好きなだけ飲み食いした
挙句、リビングの
ソファに転がっていびきを立て
始めてしまった。
取り残された私は、
その後もえんえんと、
孫が見たい早くしろを
聞かされ続け、心から参った。
翌日の帰宅後、
ショウゴと口論になった。
どうして、義母に
エンジェル手帳の
話をしたのか。
私が問い詰めると、
夫は面倒くさそうに
ショウゴ
「別に深い意味はないって。
母さんが、子供は
どうするのって
聞いて来るからさ。
キヌ子がきっちり計画している
って、教えてあげれば
安心するだろうと思ったんだよ」
私
「だからって、
手帳の中身を教えなくても…」
ショウゴ
「あれこれ聞かれるんだもん。
適当に答えてたら、
母さんの機嫌が悪くなっちゃうし。
キヌ子は子供を産む気が
無いのかって話にまでなったから」
あれこれと
言い訳を始めた。
ん…?
ちょっと待って!?!