モラハラ

不妊の私を捨てた元夫に遭遇。私のお腹を見て馬鹿にしてきたが実は…【2話】

 

そこが男らしく見えて、

私も嬉しさのあまり

 

「私もショウゴと
 
なら、いい家庭を
 
築けると思う!
 
よろしくね!」
 

 

速攻でOKした。

この頃の私は、

ショウゴが世界で

一番素敵な男性だと、

信じて

疑っていなかった。

最初の3ヶ月は、

期待通り楽しい日々を

過ごせた。

ショウゴは、月に

1~2度のお付き合いで、

飲んで帰る事は合った

けれど、大体は

定時退社して来ていた。

 

ショウゴ

「サプライズ!
 
キヌ子が大好きな
 
レアチーズケーキ
 
買ってきた!」

 

にこにこしながら玄関に

立ち、お気に入りの

スイーツショップの箱を

手渡してくれたり。

土曜日の朝

 

ショウゴ

「ドライブ
 
行こう!
 
気が向いた方向に
 
走ってみないか?
 
曲がり角でジャンケン
 
してさ、勝った方に
 
曲がるとか!」

 

 
急にこんな提案を

してきたり。

ショウゴが一所懸命に

私を楽しませようと

してくれているのが

伝わって来て、

嬉しかった。

私もノリノリで
 

「面白そう!
 
行こう」

 

 
誘いに応じた。

いつも笑い合っていて、

退屈しなかったものだ。

でも、3ヶ月を

過ぎたあたりに、

様子が急に変わった…