ヤスノリ
「正式な解雇まで
1ヵ月あるから、
それまでに
再就職先を探すんだな!
お前がキヌ子ちゃんに
突き付けたのと
ほぼ変わらないだろう!?
しかも、
キヌ子ちゃんに
非は一切ないのに、だ!
身をもって思い知れ」
義母
「ヤッちゃん、
それはアキノリに
あまりに厳し過ぎるでしょう」
義母がヤスノリさんを咎める。
どこまでも
末っ子が可愛いようだ。
ヤスノリ
「母さんは昔から
コイツに甘すぎなんだよ!
母さんは会社の経営の事、
何も関係ないんだから、
口を出すな!」
義姉たちも、
「母さん、末っ子だからって
アキノリばっかり
猫かわいがりするのよ」
とか
「贔屓されてるって
わかってるから、アキノリが
調子に乗るのよね」
とヤスノリさんに援護射撃。
すると義母、
いきなり爆弾を投下しだした。
義母
「キヌ子さんとアキノリが
離婚するに私も異論はないわ。
ココナちゃん、あなたが
アキノリのお嫁さんに
なってちょうだいな」
無職が決定した2人を
くっつけて、
どうするというのだろう?