夫
「ちょっと待てよ!
子どもはどうするんだよ」
私
「私の家族と協力して
子育てをするわ
だからあなたは
あなたの家族と
暮らしたらいいじゃない?
二人の生活を
邪魔するつもりはないわ」
と、嫌味をこめて夫に告げた。
せめてお腹の子のことは
一番に考えてほしかった、
という気持ちを込めて。
夫
「そ、そんなぁ…
許してくれよぉ。
お前のことが
一番大切に決まっているだろ!」
…いまさら?
必死な夫の言葉も
私の心には
何も響かなかった。
マナ
「私はただ
仲良くしたかっただけなのに…」
そう言ってマナさんは
バツが悪そうな顔をしている。
私
「親しき中にも礼儀ありって
言葉知っていますか?」
マナ
「…はい」