マナ
「…っ!!
お、お兄ちゃんって
女心を全然分かってないからね。
でもいきなり
離婚っていうのは…
困るでしょ?」
私
「…いや、
マナさん…
元はと言えば
一番の原因は
あなたにあるんですよ」
マナ
「…え!?わ、私のせい?」
私
「毎日毎日
連絡もせずに
突然家にやってきて。
私はマナさんの
母親でもなければ、
あの家は
あなたの実家でもありません。」
本気で自分は
関係ないと思っていて、
夫婦喧嘩の仲裁をするつもりで
来たのだろう。
マナ
「そ、そんなぁ。
それは謝るから…
離婚だなんて大げさよ」
私
「それほどのことを
マナさんはしていたのですよ。
分からないのですか?
それに
マナさんからの謝罪は
もう結構です。
離婚を受け入れてくれれば」