【気にしていない】とか
【気を使わなくて大丈夫】
と、私に諭すように言うのみである。
マナ
「私も妊娠した時大変だったから。
神経質になるよね。
私のことは気にしなくていいわよ」
マナさんにそう上から言われた時は
さすがに腹が立った。
神経質になるのがわかっているなら
事前に連絡がなく
来ることは絶対にしないだろう。
もうマナさんたちが家に来ることが
ストレスでたまらなかった。
そんなある日…
いつものように
朝からマナさんたちがやってきた。
私は最近、
マナさんたちが来ると
会わないように自室に逃げている。
そんなことも気にせず
我が物顔で家にいる義妹一家。
すると庭の方から
【ガシャーン!】と大きな音がした。