義姉長男
「自分が生まれる前に
父親が浮気してたって知ったら、
俺なら耐えられない」
義姉次男
「おばさんだって絶対に
許せないわけでしょ?
夫婦仲が悪い中で育つのって
良くないんじゃない?」
義姉三男
「うちだったら
問答無用で父さんが叩き出される。
つーか、そんな父親なんて
いない方が
従弟君のためじゃないの?」
と、義姉の上の子達が
容赦のない攻撃。
今まで甥っ子たちにこんなことなど
言われたことのない夫は、
口をポカンと
開けっ放しにしていた。
義姉長男
「つーかさ。
俺たち、みんなで楽しくお食事して
たわけ。おじさんは関係ないから
もう出てってくんねーかな。
食べ放題だから
制限時間があるわけよ。
こうしてる間にも時間が
なくなっちゃうんで、
邪魔しないでくれる?」
義姉次男
「入口塞がれてると
店員さんが追加のメニュー持って
来られないじゃん。
お店の迷惑にもなるから、
出てってよ」
義姉の子達から帰れコールを
浴びる夫。
それでもブツクサ文句を言う夫に
止めを刺したのは、
末っ子ちゃんだった。
義姉末っ子
「もう!
おじちゃんは帰るの!バイバイ!
おじちゃんがそこにいると、
あたしのアイスが溶けちゃう!」