浮気

夜遅くにいきなり家に押しかけてきた迷惑女 【15話】

 

マリ

「どうでもいいけど
 
私はあんたと
 
別れる気は
 
ないからね。

もし別れるって
 
言うんだったら、
 
これまであんたに使った
 
お金全部
 
請求するから!」

 

残された私は頭を

整理することができず、

マサノリとも話を

する気にならなかった。

結局その日は早々に

ベッドに入って

眠ってしまった。

翌日落ち着いた段階で

改めて話を聞くと、

不○をしたのは

事実であるが、

関係を解消しようと

していたとのことだ。

マサノリにとっては

一時期の遊びの

つもりだったそうだ…

相手が本気に

なってきたので、

まずいと思って

別れを切り出した。と…

激昂して

乗り込んできた。

というのが真相だった。