仕事から帰り二人で
夕食を済ませ、
そろそろ寝ようかと
していた時間帯のこと。
急に我が家の
インターホンが
鳴ったのだ…
時計を見るとすでに
夜の10時を過ぎていて、
こんな時間にいったい
誰だろう?と
怪しんだ。
もちろん私にも
マサノリにも
来客の予定はない。
応対しようかどうか
戸惑っていると、
インターホンは
ますます激しく
なりだした。
その押し方からは
尋常じゃない様子が
伝わってきた。
とりあえずマサノリが
恐る恐る
マサノリ
「はい?
どちら様ですか?」
と対応すると
ドアの向こうから
女
「私よ!私!!
わかるでしょ?
隠れようったってそうは
いかないんだから!
早く開けなさいよ!」