アオイ
「さっき、私の26万円を
「たかが」って
言ったじゃない!
たかが26万円でしょ?
すぐ返せるんじゃないの!?」
と、憤慨するアオイ。正論だ。
私
「ギャンブルと女に貢ぐのを
辞めればすぐに
用意できるんじゃない?
復職するかバイトするか、
そうやれば数カ月で26万なんて
用意できるでしょ。
無理なら浮気相手から慰謝料として
もらえばいいかしら?」
夫
「そ、それはやめてくれ…」
アオイ
「最低!この期に及んで
お母さんや私より、
浮気相手の心配なんだ!」
元々は父親に懐いていたアオイ。
そのアオイから耳の痛いことを
言われ続けて、
今度こそ夫は口をつぐんだ。
その後はアオイを家に送り出し、
私たちは翌日に離婚届を提出した。
財産分与などで現金を夫に残すと
ギャンブルで使い果たす可能性が
高かったので、
家具家電と家は夫、
預貯金や株式は私がもらうことで
決着がついた。
夫は離婚後改心したかのように
見えたが、またギャンブル沼に
嵌ってしまった。
私やアオイに同情を引くような
連絡をいれ、巧妙に
お金をせびってくる。