モラハラ

専業主婦の私を見下し推し活を邪魔する夫…【14】

 

「詰め替えのシャンプー、

あなたが買ってきたのは

季節限定品ね。

まあ、そんなに大した違いは

ないから大丈夫。使えるわ」

 

「あなたが普段履いている

パンツのサイズはMよ。

メーカーによっても

少しサイズに誤差があるの。

このメーカーだと

Lサイズなら少し大きいかな?

くらいで履いていても

そんなに違和感はないと思うわ」

 

そうやって教えると、

 

「そうやってトウ子は

俺のことを俺以上に

理解してくれていたんだよな。

酷いことを言ってごめん。」

 

と、再度深々と頭を下げてきた。

私は

 

「じゃあ、来週から

パートに出てもいい?」

 

と聞いてみた。

 

「うん。俺が家の中のことを

知ってできるようになるのと

同じように、トウ子も

外の世界を知るのって大事だ。

行っておいで」

 

と言って、

今度こそ快諾してくれた。

 

私は無事にパートデビューを

果たすことができた。

同じ職場のパートさん達は

同年代の人も多く、話も合うから

すぐに職場に馴染めたよ。

 

この流れで夫に推し活も

認めてもらえちゃった(笑)

夫自身が

「外の世界を知るのって大事」

って言っちゃった手前、

強く反対できないからね。