私
「詰め替えのシャンプー、
あなたが買ってきたのは
季節限定品ね。
まあ、そんなに大した違いは
ないから大丈夫。使えるわ」
私
「あなたが普段履いている
パンツのサイズはMよ。
メーカーによっても
少しサイズに誤差があるの。
このメーカーだと
Lサイズなら少し大きいかな?
くらいで履いていても
そんなに違和感はないと思うわ」
そうやって教えると、
夫
「そうやってトウ子は
俺のことを俺以上に
理解してくれていたんだよな。
酷いことを言ってごめん。」
と、再度深々と頭を下げてきた。
私は
私
「じゃあ、来週から
パートに出てもいい?」
と聞いてみた。
夫
「うん。俺が家の中のことを
知ってできるようになるのと
同じように、トウ子も
外の世界を知るのって大事だ。
行っておいで」
と言って、
今度こそ快諾してくれた。
私は無事にパートデビューを
果たすことができた。
同じ職場のパートさん達は
同年代の人も多く、話も合うから
すぐに職場に馴染めたよ。
この流れで夫に推し活も
認めてもらえちゃった(笑)
夫自身が
「外の世界を知るのって大事」
って言っちゃった手前、
強く反対できないからね。