モラハラ

専業主婦の私を見下し推し活を邪魔する夫…【11】

 

さて、そのコーデを

考えているのは妻の私のわけで。

当然、戦争継続中の私は

夫の身支度に

手も口も出すはずもなく…

 

夫一人で決めた

ファッションは…奇抜だった。

 

20代くらいの人なら

柄物×柄物で個性を出す、

攻めたファッションも

ありだとは思う。

それだってかなりの

センスが必要だ。

 

夫のは、よく言って奇抜…

正直に言えば

珍妙としか表現できない

組み合わせだった。

 

実は夫のセンスはかなり壊滅的。

本人は柄物がおしゃれだと

思って好んで買うのだが、

使いどころが難しいものばかり。

 

それを私がいつも色々と

考えてアクセントとして

活用しているのだけれど、

夫はそういう感覚がないらしい。

本人は、

 

「なんだ、俺でも

そこそこまともに

組み合わせられるじゃないか」

 

と勝ち誇ったようにこちらに

視線を向けて出かけていった。

 

朝食は自分で作るのは

諦めて、

立ち食い蕎麦かカフェの

モーニングにするみたい。