モラハラ

専業主婦の私を見下し推し活を邪魔する夫…【8】

 

「あれ?

穴が開いてるじゃないか…。

あれ?あれれ?

これも?これも…?」

 

夫が引っ張り出す

おパンツにはみんな

どこかしら穴が開いていた。

というか、私が予め

開けておいたわけだが(笑)

 

私は何食わぬ顔で、

 

「そうなんだよね~。

だけど、あなたの下着なのに、

私の独断と偏見で購入して

「これを履きなさい!」

なんて指図、とてもじゃないけど

できないからね~。

 

そろそろ新品と入替時だと

思っていたけど、あんな風に

言われちゃうとねぇ~。

買いになんていけないもの」

 

と答えておいた。

さすがにノーパンでいるわけに

いかなかった夫は、そこまで

際どくないところに

穴の開いたパンツを選んで

仕方なさそうに履いていた。

 

「…もしかして夕飯も?」

 

「うん。私は済ませたよ。

私はあなたにこれを

食べろって指示なんて

できないから、あなたは

好きなものを好きなように

食べればいいんじゃないかな?」

 

と答えると、携帯で

デリバリーを注文し始めた。

 

コンビニがすぐそこに

あるんだけど、多分、着て行く

洋服の場所が

わからなかったんだと思う(笑)