モラハラ

専業主婦の私を見下し推し活を邪魔する夫…【3】

 

夫は別にどケチではないので、

私が昼間に映画や観劇に

行ったりしても何も言わないし、

場合によってはその費用を

出してくれることもある。

だが、私は推し活がしたい。

 

自分で働いて得たお金で、

推しに貢ぎたい!

 

そう思ったので、夫に

 

「あなた、私パートに

出ようと思います」

 

と言うと、案の定夫は

 

「俺の稼ぎが少ないって

言いたいのか?」

 

といきなりケンカ腰。

これは推し活を理由にしたら

絶対に反対される。

 

「そうはじゃないわ。

でも、最近何もかも

値上げをしているし、

老後のことを考えると

もう少し貯金をしていったほうが

いいのかなって。

だけど生活水準を落とすことは、

あなただって

したくないでしょう?」

 

「これくらいの物価高騰で

そんなことを言っているのか?

そこをうまく切り盛りするのが

主婦だろう!ったく、社会経験も

ない専業主婦は考えがぬるい」

 

とバッサリだった。

高校卒業後、結婚するまで

働いていたことは

ノーカウントらしい。

 

しかし、ここで私も熱くなっては

いけないと必死に気持ちを

落ち着けた。

 

「別にあなたのお給料が

少ないとは言っていないわ。

だけど、こんなに物価が

高いと相対的に減って

しまったってことでしょ?」