夫は別にどケチではないので、
私が昼間に映画や観劇に
行ったりしても何も言わないし、
場合によってはその費用を
出してくれることもある。
だが、私は推し活がしたい。
自分で働いて得たお金で、
推しに貢ぎたい!
そう思ったので、夫に
私
「あなた、私パートに
出ようと思います」
と言うと、案の定夫は
夫
「俺の稼ぎが少ないって
言いたいのか?」
といきなりケンカ腰。
これは推し活を理由にしたら
絶対に反対される。
私
「そうはじゃないわ。
でも、最近何もかも
値上げをしているし、
老後のことを考えると
もう少し貯金をしていったほうが
いいのかなって。
だけど生活水準を落とすことは、
あなただって
したくないでしょう?」
夫
「これくらいの物価高騰で
そんなことを言っているのか?
そこをうまく切り盛りするのが
主婦だろう!ったく、社会経験も
ない専業主婦は考えがぬるい」
とバッサリだった。
高校卒業後、結婚するまで
働いていたことは
ノーカウントらしい。
しかし、ここで私も熱くなっては
いけないと必死に気持ちを
落ち着けた。
私
「別にあなたのお給料が
少ないとは言っていないわ。
だけど、こんなに物価が
高いと相対的に減って
しまったってことでしょ?」