モラハラ

私を捨てた元夫にある真実を告げた結果【14】

 

現夫

「少なくとも僕は、今、

僕の大事な妻や家族に無体を

働こうとするあなたを

排除する気満々ですよ」

 

とちょっと危険な笑みすら

浮かべる現夫。

 

もう、元夫のライフはゼロよ!

いいぞ、もっとやれ!!

 

私は表面は不安げな表情を

しつつ、現夫を心の中で全力で

応援した。

 

そうはいっても、現夫ばかりに

頼ってばかりもいられない。

 

私は現夫に感謝を伝え、

もう一度元夫と向き合った

 

「ねえ、次の奥さんとの間には

結局子供ができなかったのよね?

 

私とも次の人とも子供が

できないって、そうなった時に

何か考えなかったの?」

 

本当は現夫に火の玉ストレートな

追及を任せても良かったのだ。

だけど、私は

どうしても、どーっしても!

直接、元夫に

突き付けたかったのだ。

 

「畑が悪かったんじゃない。

お前が

 タ ネ ナ シ なんだよ!」

 

って。

元夫の顔色は本当に

悪化していた。

思い当たる節があったのだろう。

 

元夫

「ア…アア…ア…」

 

と言葉に

ならないうめき声をあげ出した。

元夫はタネナシから

カオナシに進化したようだ。