『子どもが産めないなんて女失格』と行く度に言ってくる義両親【18話】

 

ユカリさんの子どもは

義兄シユウとの

子どもではなかったのだ。

 

よくある話だが、

行きずりの男との間に

できた子どもを手近にいた男に

育てさせる。

 

そんな女にまんまと

騙されたシユウだった。

 

発覚したのはユカリの出産日。

生まれた子どもが青い目に

茶髪とあっては

気づかないはずがない。

 

義母

「この子…。どう見ても

シユウの子じゃない!」

 

シユウ

「ユ…ユカリ?」

 

ユカリ

「はあー…失敗かぁw

よりにもよってあの男との

子だったなんて。さいあくー」

 

シユウ

「え…??」

 

ユカリ

「あんたたち

バカそうだから

騙せたかもって思ったけど…w

 

そこまでじゃないみたいww

ざーんねんw 」

 

義母

「なんて女!

馬鹿はあんたよ!!」

 

義父

「一体なに考えてるんだ!

今すぐ訴えてやるからな!」

 

親子に血なんて関係ない。

 

という人もいるが、義両親に

とってはユカリの子は

孫と認められなかったのだ。

 

そこで私たちが

子どもを授かったという話を

どこから聞きつけたのか、

私たちに連絡をしてきたのだ。